ARTIST #30 KAPUT
30番目の特別記念アートバックはブリスベンの素晴らしいアーティスト、Kaput。偶然にも、Kaputは30歳で初めてコーヒーを飲み始めたようです。KaputはSingle O の心、鼻、そして味覚を表現するコーヒーカッピングの様子を作品に描いてくれました。
目を見張る美しさですよね?コーヒーの用語で表現すれば、このアートは鮮やかな酸味、複雑な甘味、そして持続する余韻があると言えるでしょう。
Kaputが着目したカッピングは、コーヒーの専門家が品質を評価し、焙煎プロファイルを決めるための独特な方法です。また、カッピングは騒々しいものです。ウィンウィンと鳴るグラインダーの音、スプーンからコーヒーを勢いよくすする音はまるでウィップバードの鳴き声のようです。そして時折、カッパーたちが思考と味覚のつながりに深く集中し、精神や身体で感じる1000ほどもあるコーヒーを表現するフレーバー化合物のメモを取る静けさもあります。
これらのメモは、「最高に美味しくて、舌が喜んでいる!」というようなものではなく、スペシャルティコーヒーのコーヒーテイスターズフレーバーホイールに従ったものです。このホイールには、「アーモンド」や「リンゴ」から「ウィスキー」や「ワイニー」まで、50種類のフレーバーが含まれています。この壮大なホイールは、コーヒーの味の深さを記録し、共通言語として私たちをつなぎます。
味の好みについて?それは主観的なものと言えるでしょう。つまり私たちが言いたいことは、高品質であれば、自分の好みに合ったものを見つけ、それが心を揺さぶり、味覚の虹を見せてくれるものならそれでいいということです。