ARTBAG

Introducing

ART
BAG
PROJECT

ARTIST NO. 30. Kaput

2013年にこの「アートバッグプロジェクト」をスタートさせました。

このプロジェクトでは、読んで字の如くアーティストたちがSingle Oの袋をキャンバスとして活用してもらいます。年に３回新しいデザインがリリースできるようアーティストたちを探し続けています。この継続的な更新と創造は、袋の中のコーヒーへの私たちの取り組みを象徴しています。常に新しい収穫とともに、最高の新鮮さを追求していくこと。

さらに面白いことに、このプロジェクトに参加したアーティストたちが私たちが卸しているカフェによく足を運んでいることに気づきました。彼らは私たちのブレンドでリラックスしたり、カフェのテーブルでシングルオリジンを味わいながら、アートワークのアイディアを描き出しているんです。今では各袋の裏面には、アーティストの背景や、彼らが好むコーヒー、よく行くカフェの情報が記載されています。

ARTIST NO.30 KAPUT

30番目の特別記念アートバックはブリスベンの素晴らしいアーティスト、Kaput。偶然にも、Kaputは30歳で初めてコーヒーを飲み始めたようです。KaputはSingle O の心、鼻、そして味覚を表現するコーヒーカッピングの様子を作品に描いてくれました。

ARTIST #30 KAPUT 30番目の特別記念アートバックはブリスベンの素晴らしいアーティスト、Kaput。偶然にも、Kaputは30歳で初めてコーヒーを飲み始めたようです。KaputはSingle O の心、鼻、そして味覚を表現するコーヒーカッピングの様子を作品に描いてくれました。目を見張る美しさですよね？コーヒーの用語で表現すれば、このアートは鮮やかな酸味、複雑な甘味、そして持続する余韻があると言えるでしょう。 Kaputが着目したカッピングは、コーヒーの専門家が品質を評価し、焙煎プロファイルを決めるための独特な方法です。また、カッピングは騒々しいものです。ウィンウィンと鳴るグラインダーの音、スプーンからコーヒーを勢いよくすする音はまるでウィップバードの鳴き声のようです。そして時折、カッパーたちが思考と味覚のつながりに深く集中し、精神や身体で感じる1000ほどもあるコーヒーを表現するフレーバー化合物のメモを取る静けさもあります。これらのメモは、「最高に美味しくて、舌が喜んでいる！」というようなものではなく、スペシャルティコーヒーのコーヒーテイスターズフレーバーホイールに従ったものです。このホイールには、「アーモンド」や「リンゴ」から「ウィスキー」や「ワイニー」まで、50種類のフレーバーが含まれています。この壮大なホイールは、コーヒーの味の深さを記録し、共通言語として私たちをつなぎます。味の好みについて？それは主観的なものと言えるでしょう。つまり私たちが言いたいことは、高品質であれば、自分の好みに合ったものを見つけ、それが心を揺さぶり、味覚の虹を見せてくれるものならそれでいいということです。

ART BAG #29

ARTIST #29 MENTAL BEN MENTAL BENの異名を持つ彼ですが、シドニーにある私たちのパートナーカフェBerkeloでフラットホワイトを飲むのが大好きで、ロボットバリスタを通して未来における人間とテクノロジーの関係性について素敵なアートで表現しています。ロボットバリスタが、無機質で蛍光灯の光が照らすカフェに次々と登場しています。ハーバード大学の教授たちは、コンピュータが作ったアートが「本物のアート」と見なされるべきかどうかを議論しています。ロボットはますます人間に近づいています。私たちはロボットバリスタやコンピュータが作るアートが好きではありませんが、テクノロジーやAIが私たちの生活や環境を改善することには大賛成です。事実、私たちはこれまでにいくつかのコーヒーテクノロジーに関わってきました。例えば、最初のJuggler Café Milk Systemを設置したり、Batch Brew On Tapを考案したりしました（Six Simple Machinesの仲間たちのおかげです）。しかし、反対の状況についても触れたいと思います。人間がロボットになってしまうことです。アルゴリズムが私たちにとって最適と判断し徹底管理された食事を選び、時計が立ち上がるタイミングを告げ、アプリが「生産性」の名の下に自由な時間を圧迫しています。私たちの意見では、ロボットのようなメンタリティは創造性、混沌、そして人間同士のつながりを抑制します。これらは、人間が異なる考え方をし、現状に挑戦するために必要な要素です。ロボットが私たちに「バッグにアートを貼りなさい」と言ったとは思えません。幸いにも、私たちはロボットに尋ねませんでした。そうでなければ、このアートバッグを手掛けた仲間であり、クリエイターであるベン・ブラウン、別名「メンタルベン」と一緒に仕事をすることはなかったでしょう。ベンはフラットホワイトを好み、20年以上の経験を持つイラストレーターです。彼はSony Music、Triple J、Red Bullなどと仕事をしてきました。ベンは、マンリーでのサーフィン、フラットホワイト、そして「知識のベンチ」と呼ばれるノースステインのビーチ中央にあるベンチで他の非ロボットたちと情報交換をした後、自宅のスタジオで大きなアイデアを考えるのを楽しんでいます。