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Cups Up For Speciality

Cups Up For Speciality

コモディティコーヒーの価格高騰に伴い、スペシャルティコーヒーの価格も急激に上昇しており、業界全体が厳しい調整期を迎えていることを実感しています。 しかし、ポジティブに捉えると、これはスペシャルティコーヒーの本来の価値を見直すために必要な変化でもあると私たちは考えています。 スペシャルティコーヒーの価値を守り、より良い一杯をお届けし続けるため、小売商品の価格を一部改定させていただくことになりましたが、詳しい背景や想いについてSingle Oコーヒー責任者のWendy De Jongが、今回の内容についてQ&A形式でわかりやすく解説しています。ぜひチェックしてみてください。 ⸻ Q. まずはじめに、コーヒーの価格が過去最高を更新しているというニュースをよく目にしますが、何が主な要因となっているでしょうか? A. 今年に入ってから先物取引のコーヒーの価格が、1ポンドあたり4.00USドル(約9.00USドル/kg)を超えるまで急騰した背景には、いくつかの重要な要因があります。 第一に、主要なコーヒー生産国での気候変動の影響が大きく関係しています。例えば、世界最大のコーヒー生産国であるブラジルでは、2024年に深刻な干ばつが発生し、その後の霜の影響でコーヒーの収穫量が大幅に減少しました。同様に世界2位の生産国のベトナムでも干ばつが発生、その後の10月には洪水が発生しました。ベトナムではロブスタ種を主に生産していますが、我々が主に扱っているアラビカ種にも無関係ではなく、コーヒー市場全体の供給をさらに圧迫する要因となっています。 さらに燃料価格の上昇や、世界的な情勢不安によるサプライチェーンの混乱により、コーヒーの生産・輸送コストも上昇しています。 市場の投機も価格上昇の一因となっています。トレーダーは供給不足の可能性を受けて反応し、それが価格の変動をさらに助長しています。このような投機的取引によって、価格が一層高騰する状況が生まれています。 ⸻ Q. 業界が考えるバリューチェーン全体の持続可能性を確保できる適正なCマーケット価格いくらくらいなのでしょうか? A. かつて業界では、1ポンドあたり2.00USドルが適正なCマーケット価格であると考えられていました。フェアトレード運動は、Cマーケットの価格変動からコーヒー生産者を守るために、当初は固定された最低価格を設定していました。その後、この取り組みはダイレクトトレードの動きへと発展しました。 現在スペシャルティーコーヒー業界では、1ポンドあたり4.00USドルのCマーケット価格を提唱する動きもあります。この価格設定により、生産者がコストを賄い、製品への投資を行い、持続可能な生活を送ることが可能になると考えられるからです。 ⸻ Q. そうするといったいくらくらいが「適性価格」なのでしょうか? A. 基本的に、人々が利益を得られる安定した価格であれば、それは「適性価格」と考えられます。(生産者としては)1ポンドあたり3.00USドルは、0.70USドルよりも確かに良いですが、業界はインフレの影響も考慮し、現在は4.00USドルの価格に対してより前向きな姿勢を示しています。 最も重要なのは価格の安定性です。価格が安定していれば、業界全体が計画を立てやすくなり、サプライチェーン全体でより合理的な意思決定が可能になります。 しかし、生産側と消費側のバランスを取ることが大きな課題となっています。長年、このバランスは崩れたままでした。Cマーケット価格は、供給と需要に基づいて市場価値が決定されていますが、そこには「公平性」や「持続可能性」といった概念は含まれていません。ただ単に、適切な時期に適切な商品に対して適正な価格を見つけるための経済的な指標にすぎません。 ⸻ Q. Cマーケット価格の上昇はスペシャルティーコーヒーにとって良いことなのでしょうか?...

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美味しさで選んでほしいディカフェ、AWOL!

美味しさで選んでほしいディカフェ、AWOL!

Single Oのディカフェブレンド「AWOL(エイウォル)」名前の由来は"Absent without leave"(無断外出/欠勤)の略語で、コーヒーからカフェインが抜けている状態(カフェインの不在)を表現しています。 「カフェインなしのコーヒーがここまで美味しい!」その味わいは一口飲めば納得してしまうはずです。 コーヒーが好きなのに、カフェインが理由で飲めない状況があるかもしれません。どんな人・状況にもコーヒーを楽しめる選択肢があり、すべての人にコーヒー本来が持つ味を楽しんでもらいたい。ちょっと最近カフェインを取り過ぎかも、と心配な方へもお勧めです。 もしかしたら今までのディカフェのイメージが変わるかも?そんな期待も込め、自信を持っておすすめできるこのAWOLが、コーヒーラバーのみなさんの当たり前の選択肢として広がり愛されますように! 最近では「ディカフェ」という言葉はすっかり日常にとけこみ、耳にすることも増えたのではないでしょうか。今回は、改めてディカフェについてご紹介いたします。 まずは、Q&Aより!

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コーヒーの飲み頃(Ageing)について

コーヒーの飲み頃(Ageing)について

コーヒーは焙煎したてが一番?生鮮食品を買う時には、賞味期限が1日でも先のものを選んでしまいがちですよね。コーヒーも同じように、できるだけ焙煎日から日が経っていないものを選ぶのがベストなのでしょうか。私たちの答えは”イエス”ではありません。

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コスタリカの美しい農園より

コスタリカの美しい農園より

コスタリカから放たれたパラシュートが日本に着陸!農作物としてのコーヒーが、飲み物としてのコーヒーの質を左右することは言うまでもありません。たとえSingle Oの熟練した焙煎士であっても、素材が持つ力以上のものを引き出すことはできません。だからこそ私たちは、サステイナビリティや公正な仕入価格の徹底・起業家精神溢れる個人や共同体、エステートなどを含む生産者コミュニティの支援・高品質で理想的なフレーバープロファイルを持つコーヒーの探求に全力を注いでいます。そんなSingle Oの取り組みの一環として生まれたのが「’Chute And Shoot」プロジェクト(Single Oではドリップバッグをパラシュートと呼んでおり、ParachuteのChuteと撮影のShootを合わせた)。今年の初め、ちょうどグローバル・パンデミックが発生する直前に、私たちは多くのファンを持つカフェでSingle OのクライアントでもあるBerkeloやBread & Butter、映像作家のBenemacと共にコスタリカのラ・ミニータ農園を訪れました。以下ではその様子をまとめた動画をご紹介します。(4分後にまたお会いしましょう……)

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